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ウエハ外周ハンドPeriZacの加工例のご紹介|明日咲く通信 メルマガ

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ウエハ外周ハンドPeriZacの加工例のご紹介

Vol.105 2020年9月24日


こんにちは!
明日咲く通信 編集担当の中澤です。
皆様のお役に立つような情報を配信していきますので、よろしくお願い致します。

 

さて、秋の気配が少しずつ感じられる今日この頃ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

今回のケ・セラセラミックのひとことでは、弊社営業担当より、“本の紹介”をお送り致します。

その様子は後半にお届けしますので、ぜひご覧ください。



 

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◆今月のお知らせとホームページ更新状況◆
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ウエハ外周ハンドPeriZacの加工例のご紹介

PeriZacは、本体の幅や根本の長さの変更、取り付け穴の加工が可能です。
本体中央部の幅を広くした場合の形状について、加工例をご紹介致します。

図1は、従来の形状(中央部の幅が狭い形状)になります。
図2は、中央部の幅を広くした形状になります。

中央部の幅を広くした場合、ウエハを支える4箇所のガイド部の大きさが小さくなるので、
ウエハとの接触面積を小さくすることができます。
お客様のご要望に応じて、加工対応致しますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。


●図1  従来の形状(フォーク部分の幅が狭い場合)



●図2  フォーク部分の幅を広くした場合の形状



詳細はこちらから→



SEMICON TAIWANに出展のお知らせ

台湾で開催される、SEMICON TAIWANに出展いたします。

開催日程:9月23日 [水]~25日 [金]
会場:Taipei Nangang Exhibition Center
アスザックブースNo.:4F N0585

詳細はこちらから↓



ASiCのサンプル提供を開始いたします!

サンプルのサイズは、30x30x4t となっています。
試作品の製作可能なサイズについては、お問い合わせください。

炭化ケイ素とは1400℃以上の高温にも耐え、熱衝撃にも強く化学的安定性も非常に優れ、ファインセラミックスの中でも高い耐食性を備えた素材です。
ヤング率が高く、熱膨張係数も小さいので、高精度を必要とする部品に使用されています。
最近は高い熱伝導率からヒーター周辺部品として使用されることも増えてきています。
半導体装置で使用できる通常グレード(A-SiC)から重金属を極力抑えた (SiC-3N)の2グレードを取り揃えております。

ぜひ、お手元でテストなどをお試しください。


ASiCの詳細はこちらから→



Fセラニュースを更新しました

分散強化鉄のA3変態の研究

分散強化した鉄のA3変態に伴う体積収縮は、通常の鉄と比べて一般に小さいことが知られている1)。この減少を明落下にするために、A3変態の物理的本性を研究した。分散強化金属は、高温で科学的に安定な多数の微小非金属粒子を含むため、体積変化に対して大きな障害となると考えられる。A3変態は、急速な体積変化を伴うため干渉を受け、その結果によって抑制される。そのため次のような現象が起こる1)。

続きはこちらから→



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  ◆ケ・セラセラミック のひとこと◆
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こんにちは、営業部の青木です。
暑かった夏も終わりに近づき本格的な秋へと季節が移り変わりつつあります。

季節は変われどコロナ禍は変わらず、なかなか大きな外出が出来ない現在、自宅での時間、いわゆるおうち時間は今後もしばらく続きそうです。
前回のメルマガで別担当よりドラマ「愛の不時着」などについて紹介しており、それと似た形になってしまいますが、私も好きな書籍をご紹介したいと思います。

今の日本で世界に足を運ぶのは難しいですが、本の中でなら世界にも飛ぶことが出来ます。

今回ご紹介するのは、著者:前野ウルド浩太郎氏の『バッタを倒しにアフリカへ』です。


まずこの表紙のインパクト、著者名、タイトル、そして緑の男、どれも気になります。

著者の前野氏はバッタ博士です。ウルドのミドルネームはアフリカのものですが、アフリカの方ではありません。ウルドを付けるに至るまでの素敵な話は是非本の中でご覧ください。

内容はタイトル通り、アフリカでバッタとの格闘の日々を描いたノンフィクションです。
サバクトビバッタの研究者である前野氏がアフリカへ飛び立ち、バッタの問題を解決すべく、ばったばったと研究していきます。

アフリカでのバッタ問題(蝗害)とは、大発生したバッタが農作物を食べ尽くしてしまう被害のことです。一度大発生が起こると数百億匹が群れ、東京都ぐらいの土地がすっぽりとバッタに覆い尽くされます。そんなバッタが一日100kmも移動し、緑という緑が食い尽くされてしまいます。
そう言われても、とても想像できない規模ですね。

前野氏は「バッタに食べられたい」という夢を持っているほど尋常なバッタ愛を持っています。

しかしアフリカでの研究は非常に過酷で、好きを仕事にする前野氏ですら、何度も逆境に立たされ挫けそうになっている様子が描かれています。
せっかく研究に行ったアフリカで「60年に一度のレベルの大干ばつ」が起こり肝心なバッタが一切発生しなくなる、刺されたら死ぬこともある危険なサソリに刺される、収入が無くなり貯金が減り続ける……等々。

そんな中でも前野氏は懸命に生き、多くの工夫やユーモアを持ちながら研究を続けます。
ノンフィクションですが、まるでドラマや映画かのようなストーリー仕立てとなっており、どんどん読み進めてしまいます。
随所でのユーモアも光り、読んでいて笑えるところが多いのもこの本の魅力です。

遠く離れたアフリカを知り、そこに暮らす人々や文化を知り、バッタ問題を知り、好きなことをして生きていく素晴らしさと大変さを知り……。
気が付けば著者のファンとなっておりました。

私としても、日々の業務でいろんな方に大迷惑を掛けたり苦しいこともあったりしますが、そこで腐らず工夫を行い、ひいては「課題を倒しにアスザックへ」と皆様に思ってもらえるような仕事を行っていきたいと思います。

世界どころか国内ですら旅行を躊躇してしまう今。
今回ご紹介した書籍だけでなく、今まで触れたことの無かった作品を読んだり観たりすることで、自分の世界を広げられるかもしれません。
今だからこそ出来ることはきっとあります。

それではまたの機会にお会いしましょう。



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