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ファインセラミックスの特性

特性から選ぶ

セラミックス

機械的特性

硬度(ビッカース硬度)

ファインセラミックスの耐摩耗性の評価に使います。
数値が高いほど摩耗しにくい材料になります。

数値(GPa) 材料名 詳細
28 SiC 詳細
28 高純度SiC 詳細
15.7 高純度アルミナ 詳細
14.7 アルミナ 詳細
14 薄板アルミナ 詳細
11.8 ジルコニア 詳細
10.6 ブラックアルミナ 詳細
10 導電性コルシード 詳細
6.5 断熱性アルシーマL 詳細

剛性(ヤング率)

ファインセラミックスの曲がり性の評価に使います。
数値が高いほど曲がりや変形し難い材料になります。

数値(GPa) 材料名 詳細
446 高純度SiC 詳細
430 SiC 詳細
390 アルミナ 詳細
363 ブラックアルミナ 詳細
360 高純度アルミナ 詳細
340 薄板アルミナ 詳細
288 導電性コルシード 詳細
210 ジルコニア 詳細
115 断熱性アルシーマL 詳細

破壊靭性

ファインセラミックスのき裂によって割れやすいかどうかを評価するのに使います。
数値が高いほど割れにくくなります。
き裂や欠陥に力が加わった時に破壊しようとするのを抵抗しようとする強さが靭性です。

数値(MPa・m^1/2) 材料名 詳細
7 ジルコニア 詳細
4 アルミナ 詳細
4 高純度アルミナ 詳細
3.2 ブラックアルミナ 詳細
3 薄板アルミナ 詳細
3 導電性コルシード 詳細
2〜3 SiC 詳細
2〜3 高純度SiC 詳細
14 断熱性アルシーマL 詳細

曲げ強度

ファインセラミックスの曲げ強さの評価に使います。
数値が高いほど変形しにくくなります。

数値(MPa) 材料名 詳細
980 ジルコニア 詳細
450 高純度SiC 詳細
410 SiC 詳細
370 アルミナ 詳細
370 薄板アルミナ 詳細
370 ブラックアルミナ 詳細
330 高純度アルミナ 詳細
310 導電性コルシード 詳細
146 断熱性アルシーマL 詳細

比重(密度)

ファインセラミックスの重さを評価するのに使います。数値が高いほど単位体積当りの重量が重くなります。

数値(g/cm^3) 材料名 詳細
6 ジルコニア 詳細
4.24 導電性コルシード 詳細
3.94 アルミナ 詳細
3.94 高純度アルミナ 詳細
3.75 薄板アルミナ 詳細
3.75 ブラックアルミナ 詳細
3.19 高純度SiC 詳細
3.14 SiC 詳細
2.41 断熱性アルシーマL 詳細

熱的特性

熱膨張(線膨張係数)

ファインセラミックスの熱による膨張の評価に使います。数値が高いほど熱の差で膨張・収縮しやすくなります。

数値(X10-6) 材料名 詳細
10.0 ジルコニア 詳細
8.8 導電性コルシード 詳細
8.1 ブラックアルミナ 詳細
7.7 アルミナ 詳細
7.7 薄板アルミナ 詳細
7.7 高純度アルミナ 詳細
4.1 炭化ケイ素(SiC) 詳細
4.1 高純度炭化ケイ素(SiC) 詳細
2.1 断熱性アルシーマL 詳細

熱伝導率

ファインセラミックスの熱の伝わりやすさを評価します。数値が高いほど熱を伝えやすくなります。

数値
(W/(m・K) )
材料名 詳細
170.0 炭化ケイ素(SiC) 詳細
140.0 高純度炭化ケイ素(SiC) 詳細
32.0 アルミナ 詳細
31.2 ブラックアルミナ 詳細
31.0 高純度アルミナ 詳細
23.0 薄板アルミナ 詳細
5.5 導電性コルシード 詳細
4.0 ジルコニア 詳細
2.9 断熱性アルシーマL 詳細

電気的特性

絶縁性-半導通性

ファインセラミックスの電気の通し難さの評価に使います。数値が高いほど電気は通り難くなります。

体積
抵抗率
数値(Ω・cm ) 材料名 詳細
>1015 アルミナ 詳細
>1015 薄板アルミナ 詳細
>1015 高純度アルミナ 詳細
>1014 断熱性アルシーマL 詳細
>1014 ブラックアルミナ 詳細
>1012 ジルコニア 詳細
×108 高純度炭化ケイ素(SiC) 詳細
×106 炭化ケイ素(SiC) 詳細
1 導電性コルシード 詳細

多孔質セラミックス

機械的特性

曲げ強度

多孔質セラミックスの曲げ強度を評価するのに使います。数値が高いほど変形しにくくなります。

数値(MPa) 材料名 詳細
91 AZP-50 詳細
90 AZPS-40 詳細
76 AZPW-40 詳細
69 AZP-60 詳細
22 AZPWB40 詳細
17 AZPW-45 詳細

比重(かさ密度)

多孔質セラミックスの重さを評価するのに使います。
数値が高いほど単位体積当りの重量が重くなります。

数値(g/cm^3) 材料名 詳細
2.56 AZPW-40 詳細
2.48 AZPWB40 詳細
2.4 AZPW-45 詳細
1.9 AZPS-40 詳細
1.82 AZP-50 詳細
1.57 AZP-60 詳細

熱的特性

熱膨張(線膨張係数)

多孔質セラミックスの熱による膨張の評価に使います。数値が高いほど熱の差で膨張・収縮しやすくなります。

数値(X10-6) 材料名 詳細
7.8 AZP-60 詳細
7.7 AZP-50 詳細
7.6 AZPW-40 詳細
7.6 AZPWB40 詳細
3.3 AZPS-40 詳細

熱伝導率

多孔質セラミックスの熱の伝わりやすさを評価します。数値が高いほど熱を伝えやすくなります。

数値
(W/(m・K) )
材料名 詳細
70 AZPS-40 詳細
8 AZP-50 詳細
6 AZP-60 詳細
3 AZPW-40 詳細


アスザックが扱っていますセラミックス、アルミナ(AR)炭化ケイ素(ASiC)コルシード(ACTR)アルシーマ(ARSM-L)多孔質アルミナ(AZP-50)につきまして、硫酸、硝酸、塩酸、リン酸、フッ酸、水酸化ナトリウムに液浸させ、耐食試験を行いました。

実験条件
溶解温度 100℃
液浸時間 24時間
試験片寸法 3×4×39mm
溶液濃度 硫酸 3mol/l 硝酸 3mol/l 塩酸 3mol/l リン酸 3mol/l フッ酸 3mol/l 水酸化ナトリウム 6mol/l

(それぞれの材料名をクリックすると詳細ページにジャンプします)
材料 塩酸 硫酸 硝酸 リン酸 フッ酸 水酸化
ナトリウム
アルミナ(AR) -0.120 -0.121 -0.034 -0.191 -0.466 -0.068
炭化ケイ素(ASiC) -0.070 0.000 0.000 0.000 -0.295 0.000
コルシード(ACTR) -0.052 -0.138 -8.029 0.000 -0.587 -0.121
アルシーマ(ARSM-L) -1.846 -1.272 -1.199 -1.312 -16.243 -4.903
多孔質アルミナ(AZP-50) -5.093 -4.244 -6.005 -3.459 -7.344 -3.385


耐食性比較
(単位はmg/cm2)

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