黒色タイプの静電気拡散アルミナ膜のご提案！｜明日咲く通信 メルマガ

Vol.116　2021年5月27日

皆様、こんにちは。

明日咲く通信 編集局長です。
いつもメルマガをお読みいただきありがとうございます。

毎朝、運転中に欠かさず付けていたヒーターがいつの間にかクーラーに変わり、 初夏を思わせる陽気となりました。
暖かく過ごしやすい季節となりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

写真は、弊社の在る長野県・高山村の隣、須坂市の風景です (2021年5月23日撮影)。
新緑が青空に映えます。例年より早い梅雨に入り、雨の日が続きましたが、この日は久しぶりに陽が差し、爽やかな一日でした。


5月は、全国各地で本格的なワクチン接種が始まりました。
しかし、毎日、感染者増加のニュースを聞くたびに「２ヶ月後に迫った東京オリンピック・パラリンピックは本当に無事開催されるのか？」と疑問に感じてしまいます。歴史上前例の無いこの混沌とした状況下で、どの様な五輪になるのでしょうか。世界は注目していると思います。

さて、今号では、『黒色タイプの静電気拡散アルミナ膜のご提案！』と題し、静電気対策としてご活用いただける弊社オリジナルのコート技術をご紹介いたします。

また、後半の「ケ・セラセラミックのひとこと」では、オリンピックにちなんだお話をお届けします。弊社の材料情報や技術情報と合わせ、どうぞお付き合いください。

 

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◆今月の新製品情報◆
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黒色タイプの静電気拡散アルミナ膜のご提案！

突然ですが、静電気でお困りではありませんか？
「セラミックは電気を通さないから静電気対策は無理！」と諦めていませんか？

弊社はこのセラミックスの常識を覆す技術を開発いたしました。
それが静電気拡散アルミナ膜です！

電気を通しやすい特殊なアルミナコートです。通常のアルミナ製品の表面に塗布して除電効果を付加することができます。

セラミックスは、基本的に電気を通さない”絶縁材料”として広く使用されています。
しかし、セラミックス製搬送ハンドの場合、ご使用環境によっては、静電気がロボットハンドに帯電してしまい、ウエハ上の微細な回路を破損させてしまう原因となります。

そこで、アスザックは、ロボットハンドに帯びた静電気を逃しやすくさせるため、アルミナハンドの表面に導電性コートを施すことに着目、実証実験を繰り返し、表面抵抗値を下げることに成功しました。

通常、絶縁材としてのアルミナの表面抵抗値は1.0×10¹⁵ Ω　ですが、コーティングにより、1.0×10⁶～1.0×10¹⁰Ω まで下げることができます。

この黒色・静電気拡散アルミナ膜には他にもたくさんメリットがございます。
まとめますと、

◎静電気対策に有効な表面抵抗値をカバー。
◎フッ素樹脂コートより「導電性」・「耐熱性」・「密着性」に優れている。
◎SiCと比較してコストが低い。
◎コート処理なので必要な時に必要な分だけ適用できる。
◎黒色は光の反射防止の効果があり、光学関連用途の部材に最適。
◎高純度アルミナであるため、コンタミの発生を抑止できる。

搬送ハンドのみならず、ウエハ突き上げピンやチャンバー内部品などにも対策を施すことができます。また、オプションで、コートの色が象牙色のものもご用意。周辺部材のアルミナ色との調和が必要な場合、お選びできます。



サンプルのご提供も可能ですので、「このアルミナ製品に静電気対策を打ちたい。」といったご希望がございましたら、お気軽に弊社にご相談下さい。


【お問い合わせ先】
アスザック株式会社 ファインセラミックス事業部 技術営業チーム
TEL:026-248-1626、FAX:026-251-2160
または、お問い合わせフォームからもお問い合わせ・ご注文を承ります。

Fセラニュースを更新しました

粘性流動、蒸発凝縮、自己拡散による焼結

焼結における物質移動の機構は、粒子の接合面の成長速度および粒子間の収縮速度を直接観察することによって説明できる。ガラス、塩化ナトリウム、銅の測定結果は、これらの物質移動がそれぞれ粘性流動、蒸発凝縮および自己拡散によって律則されることを示している。粘性係数、蒸気圧、拡散係数が、それぞれの機構の場合に測定された。

続きはこちらから→

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　 ◆ケ・セラセラミック のひとこと◆
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いつもメルマガをお読みいただきありがとうございます。
営業部・技術営業チーム責任者の小林です。

コロナの影響で１年延期となった東京オリンピックの開催が聖火リレーと共に文字通り火蓋を切って落とされました。

ワクチンは準備が整ってきておりますが、変異株やリバウンドの懸念から海外からの観客受け入れは見送りとなるものの、少なからず増える人の往来によるリスクの増大、経済効果半減と運動不足で増えた私の体重と共に心配です。

コロナの影響は思いのほか長引いており、私のように運動不足の方も多いのではないでしょうか。

さて、この度の東京オリンピックでは野球・ソフトボール、空手、スケートボード、スポーツクライミング、サーフィンの5種目が追加され計33種目が実施されるようです。

その中でも私が気になる種目はなんといっても空手。
私自身、幼少から30歳近くまで続けてきたこともあり、思い入れのある武術です。
東京オリンピック日本代表選手の中で特に清水希容選手の型は見るものを圧倒する迫力です。

2024年のパリオリンピックでは空手はなくなってしまうとのことですが、
その代わりにブレイクダンスが種目に加わるそうであり、期待が高まります。

ストリートダンスを発祥とするブレイクダンスは、50年ほどの短い歴史の文化ではありますが、海外では「WORLD　OF　DANCE」という大会や、日本でも「Dリーグ」というダンスのプロリーグが賑わいをみせており、純粋に見て楽しめる文化に発展してきました。

パリオリンピックではファンキーで軽快な音楽のビートに合わせたノリの良いリズムでダイナミックに魅せるジャンルを超えた多種多様のムーブメントが 繰り出され見る人すべての心を打つこと間違いなし！と思います。

ダンスは実際やるとなるとなかなか抵抗があり難しいかもしれませんが、見るだけでも元気が出ると思いますので私のオススメのダンサーを以下に紹介いたします。お写真は掲載できませんが是非、YouTubeで探してみてください。

【オススメのダンサー・チーム】
◆Poppin　John：ニューメキシコ州出身のダンサーで筋肉を弾いて踊るポップダンス
をベースとしています。機械的な動きから水のような動きをするボディコントロール
は人間の動きを超越しています。
◆RobotBoys：デンマーク出身のNickとJeppeのコンビで、その名の通りロボットの
ような不思議な動きのお二人のパフォーマンスは圧巻です。
◆九州男児新選組：九州の久留米にあるダンススクールにて結成されたチームで
小学生から高校生が主に所属しています。世界大会でも優勝した経験があるので
みなさんもテレビで見かけたことがあるのではないでしょうか。
特に日本の九州男児新選組は個々にブレイクダンスで世界レベルの実力をもっている
若いメンバーが多くいますので3年後のパリオリンピックで活躍してくれると思います。

安全に踊れる健康で平和な世の中が早く取り戻せますよう願っております。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

では次回のメルマガもどうぞご期待下さい。