静電気4|セラミックス技術コラム
セラミックス技術コラム
静電気4
導体と絶縁体
電気を通しやすい物質と通しにくい物質がある。一般に金属など電圧を印加したときに電流が流やすい物質を「導体」、 プラスチックなど電流が流れにくい物質を「絶縁体(不導体)」、その中間の抵抗率を有する物質を「半導体」という。体積抵抗率10^(-5) Ω・m以下のものが導体、10^(-5)~10^8 Ω・mのものが半導体、10^8 Ω・m以上のものが絶縁体となる。
ただし、この図は目安であって導体、半導体、絶縁体は、抵抗値によって明確に分けられているものではない。
低効率が小さければ電流が流れやすい、電流が流れやすいことは帯電した電荷も放出しやすくなる。しかし、注意しなければ ならないのは、導体は電荷を放出しやすいのであって帯電しないわけではない。
導体も接地に接続しなければ帯電した電荷を放出すること無く静電気トラブルの要因になる。
参考文献;実務で使う静電気対策の理論と実践 / 日本工業出版
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