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セラミックスの熱伝導の理論|セラミックス技術コラム

セラミックス技術コラム

熱伝導の理論

熱の伝達には、対流、伝導、ならびに放射の三態があり、これらの伝達様式は熱交換器、高温炉、保温材、熱機関、製鋼に際しての加熱冷却ならびに熱衝撃等を考える上で、極めて 重要な性質である。

対流による熱の伝達は気体や液体が媒体となり、化学工学による計算式で表現できるが、固体性質にはあまり依存しない。フォトンの放射による伝達に関するセラミックスとして 重要な性質は放射率である。

固体中における熱の伝達には熱を輸送する粒子の種類から 電子伝導、フォノン伝導、フォトン伝導がある。

フォノン伝導は、格子振動によって伝導する。
フォノンの持つエネルギーは格子の熱振動のエネルギーである。


参考文献;セラミックス工学ハンドブック/技報堂出版

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