物性測定の話し4~電気特性(1)~|セラミックス技術コラム
セラミックス技術コラム
物性測定の話し4
~電気特性(1)~
物性測定の話4つ目として電気特性があります。
そもそも電気とは・・・
物質を構成する最小単位は原子であり、原子は電子と、陽子・中性子で出来ています。
陽子・中性子の周囲を電子が動き回っている状態が物質の基本的構成です。
一般的には「電気とは原子から飛び出した電子の流れ」となり、電気の流れやすさ=電子の飛び出しやすさと考えられます。
金属は分子内で自由電子が動き回り、導電性を示します。
プラスチックは一般的には絶縁体です。
セラミックスもプラスチックと同様に一般的には絶縁体です。
絶縁体であるプラスチック、セラミックスですが、プラスチックは2000年度のノーベル化学賞・白川博士が導電性のプラスチックを開発して世の中で多く使用されています。
弊社素材にも導電性を示すファインセラミックス コルシードがあります。
電気を通す素材で、高温・高強度が必要とされている箇所にご検討をされてみてはいかがでしょうか?
※弊社製品と金属・樹脂の比較が「一般素材との物性比較」にあります。
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