SiCの素材で棚板などの組み立てが簡単に｜セラミックス技術コラム

従来では、セラミックスで焼成用の棚板を作ろうとすると、下図のように素材を削って足を作り、空間を作っていました。



新しく、ガラス接着という手法を用いてSiCの素材同士を接着させることができます。



この方法ですと、切削の必要が無くなるので、機械加工では困難であった形状の製品を低コストで製作できます。

接着剤に使用する素材は耐熱温度が高いので、1000℃まで形状を保てます。
接着剤自体も無機物ですので有害なガスは発生しません。

　

SiCを棚板だけでなく、色んな形状に組み立てる場合にも、ガラス接着をした製品が使用可能です。

また、機密性も高く、接着した部分から液体が漏れ出す・・といった心配もありません。

機械加工では難しい形状などございましたら、お気軽にお問い合わせ下さい！

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