ファインセラミックスの特性
特性から選ぶ
セラミックス
機械的特性
硬度(ビッカース硬度)
ファインセラミックスの耐摩耗性の評価に使います。
数値が高いほど摩耗しにくい材料になります。
剛性(ヤング率)
ファインセラミックスの曲がり性の評価に使います。
数値が高いほど曲がりや変形し難い材料になります。
破壊靭性
ファインセラミックスのき裂によって割れやすいかどうかを評価するのに使います。
数値が高いほど割れにくくなります。
き裂や欠陥に力が加わった時に破壊しようとするのを抵抗しようとする強さが靭性です。
曲げ強度
ファインセラミックスの曲げ強さの評価に使います。
数値が高いほど変形しにくくなります。
熱的特性
熱膨張(線膨張係数)
ファインセラミックスの熱による膨張の評価に使います。数値が高いほど熱の差で膨張・収縮しやすくなります。
多孔質セラミックス
機械的特性
曲げ強度
多孔質セラミックスの曲げ強度を評価するのに使います。数値が高いほど変形しにくくなります。
アスザックが扱っていますセラミックス、アルミナ(AR)、炭化ケイ素(ASiC)、コルシード(ACTR)、アルシーマ(ARSM-L)、多孔質アルミナ(AZP-50)につきまして、硫酸、硝酸、塩酸、リン酸、フッ酸、水酸化ナトリウムに液浸させ、耐食試験を行いました。
実験条件
溶解温度 100℃
液浸時間 24時間
試験片寸法 3×4×39mm
溶液濃度 硫酸 3mol/l 硝酸 3mol/l 塩酸 3mol/l リン酸 3mol/l フッ酸 3mol/l 水酸化ナトリウム 6mol/l
(それぞれの材料名をクリックすると詳細ページにジャンプします)
材料 | 塩酸 | 硫酸 | 硝酸 | リン酸 | フッ酸 | 水酸化 ナトリウム |
---|---|---|---|---|---|---|
アルミナ(AR) | -0.120 | -0.121 | -0.034 | -0.191 | -0.466 | -0.068 |
炭化ケイ素(ASiC) | -0.070 | 0.000 | 0.000 | 0.000 | -0.295 | 0.000 |
コルシード(ACTR) | -0.052 | -0.138 | -8.029 | 0.000 | -0.587 | -0.121 |
アルシーマ(ARSM-L) | -1.846 | -1.272 | -1.199 | -1.312 | -16.243 | -4.903 |
多孔質アルミナ(AZP-50) | -5.093 | -4.244 | -6.005 | -3.459 | -7.344 | -3.385 |
(単位はmg/cm2)
お問い合わせ
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アスザック株式会社
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